大地をたたく歌

最上の政治は下々が君主がおることを知っているだけの政治です。
その次は下々が親愛の気持ちを抱いて、よい君主だとほめる政治、
その次は下々が君主を恐れる政治、
もっともだめなのは下々が(腹の中で)君主を侮っている政治です。

「老子」からの引用です。
日本語訳は、野村茂夫さん著作「老子・荘子」

よくニュースで
「役員報酬○○億円」と報道されたり、
facebookで経営者が、
「シャンパンを開けています」と投稿したり、
そういうのを見る度に、経営者はどうあるべきなのか、と考えます。

この老子の文章は、その答えを出すひとつの指針になるでしょうか。

コメント

  1. fukafuka より:

    「大地をたたく歌」は中国の昔の話で、
    質素を極めていた尭の帝が、ある時、民が平和に暮らしているか気になって、身分を隠して視察に行った。
    すると、老人が大地をたたいて「自分たちは何の不自由もない、皇帝がいなくても関係ない」と歌っていたのを聞いて、帝は喜んだ。
    という話です。

    野村茂夫さんの著作からの引用です。

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